本日NHK鹿児島放送局からアナウンサーをお招きし、「防災教室」を実施しました。
例年は「体育館でDVD視聴し、避難の放送が入り、校舎の高い場所へと避難する」という流れでした。
確かに大切な訓練ではありますが、生徒も受け身になりがちで、我々職員も課題の一つと感じていました。
今回はNHKが各地で行っている「アナウンサーによる防災教室」に応募したところ、見事に当選したことで実現しました。
爽やかな語りから始まり、ご自身の東日本大震災体験、友達をなくした経験、「災害は他人事ではない」ということを静かに、熱く、強く語っていただきました。
災害に直面したとき・・・「誰に呼びかける?」「どんな手段で?」「どんな言葉で?」
子どもたちは、自分に置き換えてイメージを膨らませ、言葉を選んで思いを巡らせていました。
そして近くの友達と、意見交換しながら考えを深めていきました。
生徒の反省
・台風が来ていても自分は「別に大丈夫でしょ」と思っていたけど、そんなことは思わず警戒したい。
・西日本豪雨災害では多くの人が亡くなったのに、避難した人が0.5%だったことに驚いた。
・改めてハザードマップを家族で確認したり、兄に伝えたりしようと思った。
子どもたちにとっても、我々大人にとっても新鮮で、心に響く1時間でした。
NHK鹿児島放送局のみなさん、貴重な学びの機会をありがとうございました。